メッセージ追跡で配送状況を確認

こんにちは、酒井です。

Microsoft 365 や Office 365 のメールサービス、Exchange Onlineには「メッセージ追跡」という便利な機能があります。「メッセージ追跡」は組織のExchange Onlineでやりとりされたメールに関する様々な情報を確認できる機能です。具体的な利用シーンとしては、

  • 送信したメールが相手に届かない
  • 受信できないメールがある
  • トランスポートルールに従った配送をしているか確認したい
  • 送信先、受信先メールサーバーのIPアドレスを確認したい
  • NDR(配信不能通知)の理由を確認したい

などが挙げられます。

「メッセージ追跡」はExchange Online 管理センターで行う操作なので、組織の管理者向けの機能です。したがって、ユーザーから「メール届かないんだけど」といった問い合わせが来た際は、まず「メッセージ追跡」を用いて状況を確認します。

本記事では、「メッセージ追跡」の確認方法と各項目の簡単な説明を行います。

「メッセージ追跡」を行う


①管理権限をもったユーザーで[Exchange Online 管理センター]へアクセスします。

②[メールフロー]をクリックして展開し、[メッセージ追跡]をクリックします。

③既定のクエリが一覧から確認したいクエリをクリックします。

最終日にプライマリ ドメインから送信されたメッセージ過去1日間にプライマリドメインから送信されたメールの一覧が表示される。
最終日にプライマリ ドメインで受信したメッセージ過去1日間にプライマリドメインにて受信したメールの一覧が表示される。
組織内のユーザーへの配信が保留になっているメッセージ過去2日間にセキュリティチェックや何かしらのルールにより保留になっているメールの一覧が表示される。
過去 7 日間の検疫されたすべてのメッセージ過去7日間にマルウェアフィルターやZAP(ゼロアワー自動消去)によって検疫されたメールの一覧が表示される。
過去 7 日間の配信できなかったすべてのメッセージ過去7日間に宛先の不在や何かしらのルールにより配信が失敗したメールの一覧が表示される。

④特定のアドレスから受送信したメールを確認したい場合は、[+追跡を開始]をクリックします。

⑤新しいメッセージ追跡の画面より、細かい条件を指定することができます。

送信者確認したいメッセージの送信者メールアドレスを指定します。なお、[*@hoge.com]のようにワイルドカードを使用することができます。
受信者確認したいメッセージの受信者メールアドレスを指定します。なお、[*@hoge.com]のようにワイルドカードを使用することができます。
時間の範囲 (UTC+09:00)確認したいメッセージの期間を指定します。
配信状態確認したいメッセージの配信状態を指定できます。指定できる配信状態は[配信済み]、[展開済み]、[失敗]、[保留中]、[検疫済み]、[迷惑メールとしてフィルター処理]、[状態を取得しています]、です。
メッセージ ID送信側のメール システムによって生成される”Message-ID”を指定します。
方向組織内への送信か組織内からの送信かを指定することができます。
“受信” は組織内のユーザーへ送信されたメッセージのことです。”送信” は組織内のユーザーから送信されたメッセージのことです。
元のクライアント IP アドレス送信元メールサーバーのIPアドレスを指定することができます。

本手順では過去2日間に「info@with-wit.com」で受信したメールの一覧を要約レポートで取得します。[受信者]で「info@with-wit.com」を指定し、[要約レポート]にチェックを入れ、[検索]をクリックします。

⑥指定した受信者が過去2日間に受信したメールが一覧で表示されます。詳細を確認したい場合は、任意のメールをクリックします。

⑦詳細画面で、メールの配信状況やメッセージイベント詳細、送信元IPアドレスなどを確認することができます。配送されていないメールの調査を行う際は、メッセージイベントでエラー情報を調査することができます。


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