共有メールボックスの上限

こんにちは、酒井です。

Exchange Online で作成可能な共有メールボックスの数は、「実質上限なし」です。

大量の共有メールボックスを作成する必要がある管理者様は、気にせず必要なだけ作成して頂いて結構です。

ただし、「実質上限なし」なので厳密に知りたいという方はこのまま記事を読み進めてください。

共有メールボックスの上限はない


まず、共有メールボックス自体に作成可能な数の上限はありません。

共有メールボックスはテナントにExchange Onlineのライセンスがあれば、好きなだけ作成することができます。例えばExchange Onlineのライセンスが1つだけだとしても、共有メールボックスは100個でも200個でも作成できます。

念のため補足すると、共有メールボックス一つあたりの容量については50GBの上限があります。50GBを超える容量が必要な場合は、Exchange Online プラン 2 のライセンスを共有メールボックスに割り当てる必要があります。

オブジェクトの上限がある


ではなぜ共有メールボックスの数は「実質上限なし」なのか。
それは、テナントにおいて作成可能なオブジェクト数に上限があるからです。
オブジェクトとは、ユーザーメールボックスや共有メールボックス、リソースメールボックスのことです。

1テナントで作成可能なオブジェクト数は30万オブジェクトです。
テナントに存在するオブジェクト総量が30万に到達した際には、それ以上共有メールボックスを作成することができなくなります。

したがって、共有メールボックスという枠組みでは作成可能な数に上限はないものの、上のレイヤーであるオブジェクトという枠組みでは上限が設けられているため「実質上限なし」という表現になるわけです。

なお、Microsoftのサポート窓口曰く、「30万を超えるオブジェクトが作成されたという事例は存在しない」とのこと。今後そんなテナントが出てきたら伝説になるでしょうね。。(笑)

オブジェクト上限に抵触した場合は?


オブジェクトが上限の30万を超えて必要な場合は、Microsoft サポート窓口へ上限緩和申請が有効です。

前述とおり、Microsoft サポート窓口過去1テナントで30万オブジェクトを超えた事例はないとのこと。ただ、「万が一超えそうな場合はどうしたらよい」とMicrosoft サポート窓口へ確認したところ、窓口からの上限緩和申請を行うことで何かしらの対応を実施すると仰せ。

本上限緩和を行うことはまずないと思いますが、知っておくだけでも安心できる情報ですね。


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