• 話題の生成AI、Microsoft 365 Copilot。、1ユーザー月額約4,500円は高すぎる……
  • 導入してみたものの、『意外と期待外れだった』という声もチラホラ聞くし、実際どうなの?

総務やIT担当を兼務されている皆様にとって、全社員分のライセンス契約は経営判断に関わる大きな投資です。

「魔法のように何でもやってくれる」という期待と、「使いこなせなかったらどうしよう」という不安の板挟みになっていませんか?

正直に申し上げます。 Microsoft 365 Copilot は、「魔法の杖」ではありません。 何も考えずにボタンを押すだけで、完璧な資料や議事録が出てくるわけではないのです。

しかし、「優秀な新人アシスタント」として接し方を変えた瞬間、これほど頼りになる相棒はいません。

今回は、実際に業務でCopilotを使い倒してわかった「微妙だと感じる瞬間」と、それを乗り越えて「手放せなくなる活用ポイント」を包み隠さずレビューします。


正直な感想:「ここが微妙」だった3つのポイント

まずは、期待値を調整するために「イマイチだった点」からお話しします。ここを理解せずに導入すると、現場から「使えない」と言われてしまいます。

1. PowerPointのスライド作成は「まだこれから」

CMのように「この資料からプレゼン資料を作って」と指示しても、完璧なデザインのスライドが一発で出てくることは稀です。

内容が箇条書きで羅列されるだけだったり、画像が欧米風すぎたりして、結局手直しに時間がかかる……ということがよくあります。

対策:
「完成品」を求めず、「構成案(アウトライン)」を作らせるツールとして使うのが正解です。

2. Excelは「データが綺麗じゃないと動かない」

「売上分析して」と言えば何でも答えてくれると思いきや、Excelのデータが「テーブル形式」になっていなかったり、セルの結合があったりすると、Copilotは途端に沈黙します。

AIを使う前に、人間側でデータを整理整頓するスキルが求められます。

3. 日本語のニュアンスが少し硬い

メールの返信案を作らせると、「〇〇の件につきまして、甚大なる感謝を申し上げます」のように、少し大袈裟で不自然な日本語になることがあります。

そのまま送信ボタンを押すのは危険で、必ず人間の目視チェックと修正が必要です。


それでも「手放せない」と感じた最強のメリット

「じゃあ、やっぱり導入はやめたほうがいいの?」 いいえ、そんなことはありません。上記の弱点を補って余りある圧倒的なメリットが以下の3点です。

1. Teams会議の「議事録・要約」が神レベル

これが最も強力です。Teams会議の録画・文字起こし機能と連携し、会議終了後に「この会議の決定事項をまとめて」「私のタスクはある?」と聞くだけで、完璧な要約を返してくれます。 途中参加した会議でも「今どんな話をしてる?」と聞けば、これまでの流れを教えてくれます。これだけで、議事録作成にかかる時間はほぼゼロになりました。

2. 社内情報の「検索」が変わる(Business Chat)

「あの件の資料、どこだっけ?」とフォルダを探し回る時間がなくなります。

Teamsのチャット画面(Copilot)で「〇〇プロジェクトに関する先週のメールとTeamsのやり取りをまとめて」と指示すれば、Outlook、Teams、SharePointを横断して情報を集めてくれます。

「探す時間」の削減効果は絶大です。

3. 「0から1を作る」ストレスからの解放

白紙のWordを前に「何を書こう……」と悩む時間がなくなります。

「〇〇についてのお詫びメールの下書きを書いて」と頼めば、たとえ70点の出来だとしても、叩き台が一瞬で手に入ります。

あとはそれを修正するだけ。精神的なハードルが下がり、着手が圧倒的に早くなります。


結論:「100点」を求めなければ、コスパは最強

「微妙」という評価の正体は、「AIなら何も言わなくても100点を出してくれるはず」という期待の高さにあります。

  • × AIに丸投げして、完成品を作ってもらう。
  • 〇 AIに下書きを作らせて、人間が仕上げる。

このマインドセットさえ社内に浸透させれば、月額4,500円(1日あたり約150円)で、文句も言わずに24時間働いてくれる優秀な秘書を雇えるようなものです。

そう考えれば、決して高い投資ではありません。


日々のトラブル、まずこの一冊で解決しませんか?

「Copilotのライセンスを買ったのに表示されない」「権限設定はどうすればいい?」

新しいツールの導入には、初期設定やトラブル対応がつきものです。

もし、あなたがそんな日々の問い合わせ対応に追われ、本来の業務に集中できずにいるなら、まずこの一冊を手元に置いてみてはいかがでしょうか。

Microsoft 365支援のプロが、現場で実際に寄せられるよくある質問と解決策を厳選してまとめた「トラブルシューティング大全」をご用意しました。

▼資料ダウンロードはこちら
『社内からの「これどうやるの?」を9割削減する Microsoft 365 トラブルシューティング大全』


まとめ

Microsoft 365 Copilot は、「PowerPointを一発で作る魔法」としてはまだ発展途上ですが、「会議の要約」や「社内情報の検索」、「文書のドラフト作成」においては、すでに実用レベルを超えた強力なツールです。

まずはIT担当者や役員など、少人数からスモールスタートで導入し、「自社ならどう使えるか」を試してみることを強くおすすめします。

他社の成功事例から、活用のヒントを得ませんか?

今回はCopilotのレビューをご紹介しましたが、Microsoft 365には、他にもTeamsやSharePointを活用した、業務効率化のテクニックが数多く存在します。

「他の会社は、Microsoft 365をどのように活用して、成果を出しているのだろう?」

そんな疑問をお持ちでしたら、ぜひ弊社の「Microsoft 365 導入事例集」をご覧ください。

様々な業種・規模の企業様が、どのように課題を解決したか、具体的な事例を多数ご紹介しています。 ▼[Microsoft 365 導入事例集をダウンロードする]

Microsoft 365に関するご相談やお悩みがございましたら、ぜひ株式会社WITHWITまでお気軽にお問い合わせください。
数あるクラウドサービスの中でMicrosoft 365 に特化してきたからこそ導入前から導入後の定着に至るまで、幅広いご相談に対応いたします。