Outlookで送信したメールを取り消す方法

メールを誤って送信した場合、それを取り消したいと思ったことはありませんか。

LINEやTeamsチャットであれば送信した後に取り消すことができますが、メールの場合そう簡単にはいきません。しかし、ある条件下では送信してしまったメールを取り消すことができます。

この記事ではOutlookで送信したメールを送信後に取り消す方法を解説します。

メール送信を取り消すことができる前提事項は以下の通りです。

• 送信者と受信者が同じテナントユーザーであること
• 職場/会社向け Microsoft 365 を利用していること
• メールサーバーはExchange Onlineを利用していること
• デスクトップ版 Outlook を利用していること
• 受信側でメールが未開封であること

社外へ送信したメールは前提事項にあてはまらない為、残念ながら取り消すことができません。

また、確認した限りブラウザ版 Outlook （OWA）で取り消し操作はできませんでした。
Microsoft Business Basic はデスクトップアプリが含まれない為、送信取り消しができないと思われます。

デスクトップ版 Outlook にて「送信済みアイテム」を開く

送信済みアイテムの一覧から取り消ししたいメールをダブルクリック

「メッセージ」タブの「移動」の中にある「アクション」をクリック

「メッセージの取り消し」をクリック

「未読ならば、受信トレイから削除する」にチェックが入っていることを確認し、OKをクリック

取り消しを確認するリンクがメールで届くので、「View Message Recall Report」をクリック

「取り消し済み」タブに対象のメールが表示されていれば取り消し完了

前提条件が複数あるため限定的ではありますが、Outlookは送信したメールを取り消すことができます。

社内メールで誤送信してしまった際にぜひご活用下さい。

なお、社外へのメール誤送信対策にPPAP（パスワード付きZip）を使用していませんか？
PPAPはセキュリティ観点上推奨されない方法です。

PPAPに変わる共有方法としてSharePoint Online や OneDrive の活用がおすすめです。
以下記事が参考になるかと思います。

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