• 最近話題の生成AI、うちの会社でも導入したいけれど、種類が多くてどれが良いのかわからない……
  • GoogleのGemini(ジェミニ)とMicrosoftのCopilot(コパイロット)、名前は聞くけど違いは何?
  • どっちがいいか、誰か教えて!

ニュースやSNSでAIの話題を見ない日はありませんが、いざ自社に導入しようとすると、選択肢の多さに迷ってしまいますよね。

ニュースやSNSでAIの話題を見ない日はありませんが、いざ自社に導入しようとすると、選択肢の多さに迷ってしまいますよね。

総務や経理とIT担当を兼務されている皆様にとって、ツール選びの失敗は避けたいところです。

今回は、代表的な2大生成AIサービスである「Google Gemini」「Microsoft Copilot」を徹底比較します。

特に今回は、「実はどちらも基本機能は追加費用なしで使える」という点や、有料版が必要になる境界線について、最新のライセンス事情を交えてわかりやすく解説します。


そもそも何ができる? 両者の「共通点」

まず、どちらのツールでも「できること」を整理しましょう。

基本的な機能においては、実はどちらも非常に優秀で、大きな差はありません。

  • 自然な会話: チャット形式で質問すると、人間のような自然な文章で回答してくれます。
  • 文章の作成・要約: メールの下書き作成、長文レポートの要約、翻訳などが可能です。
  • Web検索との連動: 最新のインターネット情報を検索し、それを元に回答を作成できます。

そして重要なのが、「セキュアなAIチャット機能」は、どちらも企業の基本ライセンスに追加費用なしで含まれているという点です。

  • Google Workspace: 「Gemini」チャット機能が標準搭載。
  • Microsoft 365: 「Copilot」チャット機能(Web版)が標準搭載。

つまり、「AIとチャットして業務を効率化したい」だけであれば、どちらを選んでも追加コストはかかりません。


ここが決定的に違う! それぞれの「得意分野」

では、何が違うのでしょうか? 最大の違いは「連携できるアプリ」「有料オプションの必要性」にあります。

Microsoft Copilot の強み:Office製品との連携

Microsoft Copilotの真価は、皆さんが毎日使っているOfficeアプリの中で発揮されます。

  • Excel:
    複雑な表データから「売上の傾向を分析して」と頼むと、分析結果やグラフを即座に作成。
  • PowerPoint:
    Wordの企画書を読み込ませて「これをプレゼン資料にして」と頼めば、スライド構成を自動生成。
  • Teams:
    会議に参加できなくても、録画データから議事録を作成。

「Officeソフトでの作業時間を短縮したい」という場合は、Microsoft Copilotが圧倒的に有利です。

ただし、この「アプリ連携」には有料ライセンスが必要になるケースが大半です。

Google Gemini の強み:Google Workspace と検索力

一方、Google Geminiは、Googleが提供するサービスとの親和性が高いのが特徴です。

  • Google Workspace連携:
    Gmail、Googleドキュメント、ドライブ内の情報を横断して検索・要約・生成ができます。
  • 検索能力の高さ:
    Google検索エンジンをベースにしているため、情報の鮮度や検索結果の提示方法において、非常にスムーズで高速なレスポンスを感じることが多いです。

「普段の業務はGoogleドキュメントやGmailがメイン」という企業には、Geminiがなじみやすいでしょう。


どちらを選ぶべき? 失敗しない3つの判断軸

では、自社にはどちらを導入すべきでしょうか。以下の3つの軸で判断することをおすすめします。

判断軸1:社内のメインツールはどちらか?

これが最も重要な基準です。

Microsoft 365中心の会社Microsoft Copilot が適しています。
Google Workspace 中心の会社Google Gemini がおすすめです。

判断軸2:導入コストとプラン

ここが最大の比較ポイントです。

「無料でどこまでできるか」「有料で何ができるか」を整理しました。

Microsoft 365 の場合

  • 無料でできること:
    「Copilot Chat(Web版)」が使い放題です。
    Microsoft 365 Business Standardなどのライセンスを持っていれば、商用データ保護(入力データが学習されない安全な状態)が適用されたAIチャットを、EdgeブラウザやCopilotアプリからすぐに利用できます。
  • 有料アドオンが必要なこと:
    「ExcelやWordの中でAIを使いたい」場合は、別途「Microsoft 365 Copilot Business」(月額 2,698円〜/名)の契約が必要です。※2025年12月現在の価格

Microsoft 365 Copilot ビジネス: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365-copilot/business

Google Workspace の場合

  • 無料でできること:
    現在のビジネスプラン(Starter/Standard)には、GeminiのAI機能が標準で付帯しています。
    セキュアなチャットはもちろん、Standardプラン以上であれば「Googleドキュメント内での文章生成」などのアプリ連携機能も一部利用可能です。
  • 結論:
    Googleの方が、「追加費用なしでアプリ連携(ドキュメント等)まで使える範囲が広い」という特徴があります。

判断軸3:セキュリティ要件(法人利用の安心感)

企業で利用する場合、「入力したデータがAIの学習に使われないか」が懸念点になります。

  • Microsoft Copilot:
    Microsoft 365の商用ライセンスでログインして使う「Web版Copilot」であれば、追加費用なしでも商用データ保護が適用され、入力データは学習に使われません。
  • Google Gemini:
    Google Workspaceの有料プランに含まれるGeminiも同様に、入力データは学習に使われない設定となっており、安心して利用できます。

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よくある質問(FAQ)

Q
Microsoft 365を使っていますが、無料でCopilotは使えますか?
A

はい、使えます。 「Copilot Chat(Web版)」であれば、Microsoft 365 Business Standardなどのライセンスに含まれており、追加費用なしで利用可能です。ただし、ExcelやWordの中で直接AIを動かしたい場合は、有料の「Copilot Business」ライセンスが必要です。

Q
会社で禁止されているのですが、個人のGoogleアカウントで使ってもいいですか?
A

絶対に避けてください。

無料の個人用Googleアカウントなどで業務データを入力すると、その情報がAIの学習に使われ、情報漏洩につながるリスクがあります。

必ず会社のライセンス(Microsoft 365 または Google Workspace)でログインして利用してください。

Q
Copilot有料版(Business)は全員分買う必要がありますか?
A

いいえ、必要な人の分だけ購入可能です。

例えば、「全社員には無料のWeb版Copilotを使ってもらい、資料作成の多い企画部や営業担当にだけ有料版Copilotを付与する」といったコストを抑えた運用も可能です。

Q
Google Workspace Business StarterでもAIは使えますか?
A

はい、利用可能です。

GmailでのAI支援機能や、Geminiアプリでのチャット機能が含まれています。

まとめ

GeminiCopilot

どちらも非常に強力なツールですが、ビジネス利用における判断ポイントは以下の通りです。

  1. まずは「無料(ライセンス付帯)」で始める:
    Microsoft 365ユーザーなら「Web版Copilot」、Google Workspaceユーザーなら「Gemini」が、すでに追加費用なしで利用可能な状態にあります。まずはこれらを社内で解禁し、AIに慣れるところから始めましょう。
  2. さらに効率化したい場合に「有料版」を検討:
    「ExcelやPowerPointを自動化したい!」というニーズが出てきたら、Microsoftユーザーは「Copilot Business」の追加購入を検討してください。

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