- SharePointの空き容量が少なくなっています、という通知が来た…
- ファイルサーバー代わりに使っていたら、あっという間に容量上限に達してしまった
- 不要なファイルを削除しろと言っても、社員はどれを消していいか分からず困っている
Microsoft 365(SharePoint Online)を全社のファイル共有基盤として活用していると、避けて通れないのが「ストレージ容量の壁」です。
古いデータをアーカイブしたり、削除したりする運用努力も大切ですが、ビジネスが成長すればデータが増えるのは自然なことです。
削除作業に時間を費やすよりも、「必要な容量を、必要な分だけ買い足す」ほうが、トータルコストで見れば安くつく場合もあります。
そのための追加オプションが、「Office 365 Extra File Storage」です。
この記事では、SharePointの容量が足りなくなった時の救世主であるこの機能について、その仕組みと価格、そして購入手順を分かりやすく解説します。
そもそも、SharePointの容量はどう決まる?

まず、あなたの会社のSharePoint全体で使える容量(テナント容量)が、どのように計算されているかおさらいしましょう。
基本容量 1TB +( 10GB × ライセンス購入ユーザー数 )
例えば、社員数が50人の会社であれば、 1,000GB (1TB) + (10GB × 50人) = 1,500GB (1.5TB) これが、組織全体で保存できる上限です。
動画や高解像度の画像を扱う業務が多かったり、長年のデータをすべて移行したりしている場合、この容量は意外とすぐに埋まってしまいます。
「Office 365 Extra File Storage」とは?
「Office 365 Extra File Storage」は、上記の計算式で決まる容量とは別に、1GB単位でSharePointの保存容量を追加購入できるアドオン(拡張機能)です。
- 特徴1:1GB単位で細かく買える
必要な分だけ購入できるため、無駄がありません。 - 特徴2:組織全体のプールに追加される
特定のサイトだけに追加するのではなく、テナント(組織)全体の共有プールとして追加されます。管理者はそれを必要なサイトに割り当てることができます。
気になる「価格」は?
2025年12月現在の目安として、価格は以下の通りです。
30円 / 1GB(月額) ※年間契約
例えば1TB(1000GB)追加すると、月額 約30,000円です。
ちょっと高いかも、と思ったあなたへ

- 1TB追加するのに年間36万円か
- 毎年のコストが高くなるのは避けたい
- なんとか追加課金のコストを下げたい
必要な経費とはいえ、毎月の固定費がUPすることは痛手です。
同じようにSharePoint容量のお悩みを持つ企業様にご提案しているのが、「Microsoft 365 のプロによる容量削減」です。
通常のファイル削除や整理では削減しきれないSharePoint容量を削減することで、年間40万円のコスト削減を実現しています。
詳しくは以下サービスページをご覧ください!
【管理者向け】容量を追加購入する手順
この操作は、Microsoft 365の「全体管理者」または「課金管理者」が行う必要があります。
- Microsoft 365 管理センターにサインインします。
- 左側メニューの「マーケットプレイス」をクリックします。
- 検索バーに「Extra File Storage」と入力して検索します。
- 「Office 365 Extra File Storage」を見つけ、「詳細」をクリックします。
- 必要な数量(GB数)を入力し、購入手続きを行います。
- 例:500GB増やしたい場合は、数量に「500」と入力します。
購入が完了すると、即時〜数時間以内に、SharePoint管理センターの「アクティブなサイト」画面で、利用可能な合計容量が増えていることが確認できます。
日々のトラブル、まずこの一冊で解決しませんか?
容量不足のアラートは心臓に悪いですが、解決策を知っていれば怖くありません。
しかし、Microsoft 365の運用では、「誰かがファイルを消してしまった」「アクセス権限がおかしい」といった、もっと緊急性の高いトラブルも日常的に発生します。
もし、あなたがそんな日々の問い合わせ対応に追われ、本来の業務に集中できずにいるなら、まずこの一冊を手元に置いてみてはいかがでしょうか。
Microsoft 365支援のプロが、現場で実際に寄せられるよくある質問と解決策を厳選してまとめた「トラブルシューティング大全」をご用意しました。
▼資料ダウンロードはこちら
『社内からの「これどうやるの?」を9割削減する Microsoft 365 トラブルシューティング大全』

Extra File Storageに関するよくある質問(FAQ)
- Qこれは「OneDrive」の容量も増えますか?
- A
いいえ、増えません。
このアドオンで増えるのは、チームで共有するSharePoint Online(およびTeamsのファイルタブ)の容量です。
個人のOneDrive(通常1TB)の容量を増やしたい場合は、別のプラン変更(Plan 2など)が必要です。
- Q購入後、特定のサイトに容量を割り当てる作業は必要ですか?
- A
運用設定によります。
SharePoint管理センターの設定で「サイトのストレージ制限」を「自動」にしている場合は、購入した分も自動的にプールされ、必要なサイトが消費していきます。
「手動」に設定している場合は、管理者が特定のサイトの上限値を変更してあげる必要があります。
- Q容量を減らす(解約する)ことはできますか?
- A
はい、可能です。管理センターの「お使いの製品」から、アドオンの数量を変更(減数)することで、翌月の請求から反映されます。
ただし、使用中の容量を下回る数まで減らしてしまうと、ファイルが読み取り専用になる可能性があるため注意してください。
- Qユーザーライセンス(Business Standardなど)を持っていないと買えませんか?
- A
はい、この製品は「アドオン(追加機能)」という位置づけのため、ベースとなる何らかのMicrosoft 365ライセンス(SharePointが含まれるプラン)を少なくとも1つ契約している必要があります。
- QExchange(メール)の容量不足にも使えますか?
- A
いいえ、使えません。
メールボックスの容量(50GBなど)を増やしたい場合は、「Exchange Online Archive」機能を使うか、上位プラン(E3など)へのアップグレードが必要です。
- Q似た名前の「Office 365 Extra File Storage for Small Business」とは?
- A
Office 365 Extra File Storage for Small Businessはすでに提供終了しており、現在は契約できないライセンスです。
まとめ:データは資産。無理に削らず、賢く投資を

「容量が足りないから、古いファイルを消そう」 これは一時しのぎにはなりますが、業務効率を下げたり、過去の貴重なナレッジを失ったりするリスクもあります。
SharePointの容量不足は、会社が成長し、情報が蓄積されている証拠でもあります。
容量を追加する際は、「Office 365 Extra File Storage」を活用し、適切なコストで快適なファイル共有環境を維持しましょう。
他社の成功事例から、活用のヒントを得ませんか?
今回はストレージ容量の解決策をご紹介しましたが、Microsoft 365には、他にもコストを抑えながら生産性を向上させるための活用法が数多く存在します。
「他の会社は、Microsoft 365をどのように活用して、成果を出しているのだろう?」 そんな疑問をお持ちでしたら、ぜひ弊社の「Microsoft 365 導入事例集」をご覧ください。
様々な業種・規模の企業様が、どのように課題を解決したか、具体的な事例を多数ご紹介しています。
▼[Microsoft 365 導入事例集をダウンロードする]

