4つのTips

Microsoft 365 Loopは、リアルタイム共同編集と自由度の高いマークダウン表現が魅力のコラボレーションツール。Loopを活用した議事録やマニュアル作成なども非常に便利です。しかし、書き手側が構造を意識しないと、せっかくの機能が活かしきれません。

この記事では、Loopドキュメントを見やすく・使いやすくする4つの必須Tipsをご紹介します。

見出しを使え!(H2まで推奨)

なぜ見出し?

ドキュメントに階層があることで、読者は全体構成を一目で把握できます。ただし、深い階層(H3以降)を多用すると逆に迷子に。LoopではH2までのシンプルな構造を維持しましょう。

Loopでの書き方

シャープ(#)を入力したのちに半角スペースを入力すると見出しが作成されます。
H1の場合はシャープ(#)を1つ。H2の場合は2つ入力します。

## セクション見出し(H2)
ここに本文を書きます。

ポイント

  • H2を「章」「Step」「概要」に対応させる
  • 長い文は避け、5~10文字程度で簡潔に
  • 見出し間に空行を入れて、ブロックを視覚的に分離

絵文字を使え!

なぜ絵文字?

見出しの先頭に絵文字を置くと、視覚的アクセントになり、情報の分類やトーンが直感的に伝わります。業務ドキュメントにも抵抗感なく馴染むデザイン効果あり!

Loopでの書き方例

✨ 新機能ハイライト

おすすめ絵文字パターン

  • 📌 重要ポイント
  • 📝 メモ・注意事項
  • 🚀 スタートガイド
  • ✅ 完了項目

インデントを使え!

なぜインデント?

内容のかたまりを「小ブロック」に分けることで、段落レベルの情報構造が分かりやすくなります。キーボードのtabボタンを入力するとインデントを一つさげることができます。

Loopでの書き方

- ポイントA
 - 詳細1
 - 詳細2

使いどころ

  • 手順書やFAQのQ&A
  • 注意事項の強調
  • 補足情報やTips

箇条書きを使え!

なぜ箇条書き?

長い文章よりも「要点をチラ見」したい読者に最適。項目ごとに体裁を整えれば、Loop上でサッと理解できるページが完成します。

Loopでの書き方

- 主要機能のポイント
- 設定手順のステップ
  - Sub-step 1
  - Sub-step 2
- 注意事項

コツ

  • 箇条書きの前後に空行を入れる
  • ネストは1段階まで(深すぎ注意)
  • 必要に応じて太字・斜体を併用

Microsoft Loopの書式設定に関するよくある質問(FAQ)

Q
Wordのように、フォントの種類や文字サイズを変更することはできますか?
A

いいえ、Loopは意図的にデザインがシンプルに作られており、Wordのような詳細なフォント装飾機能は搭載されていません。「見出し」機能を使うことで、文字の大きさを変えるのが基本的な使い方となります。

Q
箇条書きや番号付きリストは、どうやって作成しますか?
A

/ メニューから選択する以外に、簡単なショートカット(マークダウン記法)が使えます。

  • 箇条書き: *(アスタリスク)または -(ハイフン)の後に Space を入力
  • 番号付きリスト: 1.(数字とピリオド)の後に Space を入力
Q
タスクリスト(チェックボックス)も作れますか?
A

はい、作れます。/ メニューから「チェックリスト」を選択するか、ショートカット [](角括弧)の後に Space を入力すると、チェックボックスを作成できます。

Q
Q4. ページに画像や動画を挿入することはできますか?
A

はい、/ メニューから「画像」を選択するか、PCから直接ドラッグ&ドロップすることで、簡単に画像を挿入できます。YouTubeなどの動画も、URLを貼り付けるだけで自動的に埋め込み表示されます。

Q
Loopコンポーネント(Teamsチャット内など)でも、同じ書式設定は使えますか?
A

はい、基本的な機能(見出し、箇条書き、インデントなど)は、Loopアプリ本体だけでなく、TeamsチャットやOutlookメールで利用するLoopコンポーネント内でも、全く同じように利用可能です。

まとめ

  1. 見出しはH2まで…全体の「設計図」をシンプルに
  2. 絵文字で視覚的アクセント…情報の種別を一瞬で判別
  3. インデントで小ブロック化…内容のまとまりを明確に
  4. 箇条書きで要点化…サクッと理解できるページに

これらのTipsをLoopで実践すれば、社内ドキュメントもプロジェクトノートも読みやすさアップ間違いなし。ぜひ今日からマークダウンを駆使して、チームコラボレーションをよりスムーズに行いましょう!

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今回はLoopの基本操作に焦点を当てましたが、Microsoft 365には、他にもSharePointを使ったポータル構築や、Power Automateでの業務自動化など、生産性を向上させるための活用法が無限に存在します。

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