• Microsoft 365のプランが多すぎて、どれを選べばいいか分からない
  • BasicとStandardって何が違うの?うちの会社にはどっちが合ってる?
  • Premiumまで必要なのか、コストに見合うのか判断できない

Microsoft 365にはBusinessプランだけでも4種類あり、Enterpriseプランも加えると選択肢はさらに広がります。

「機能は多くてもどうせ使わない機能のために高いプランを選ぶのはもったいない」けれど、「安さだけで選んで後から機能不足になっても困る」。

そのバランスを取るのが難しいんですよね。

この記事でわかること
  • Microsoft 365の主要プランの機能差と料金(2026年最新)
  • 会社規模・業務内容別のプラン選び方ガイド
  • よくある「失敗プラン選定」のパターンと回避策
  • 2026年7月の価格改定を踏まえたプラン選定のポイント

この記事で自社に最適なプランをズバリ判断しましょう。

Microsoft 365のプラン体系:全体像

Microsoft 365のプランとは、Microsoftが提供するビジネス向けクラウドサービスのラインナップのことです。

中小企業向けの「Businessプラン」と大企業向けの「Enterpriseプラン(F/E)」に大きく分かれます。

プランの全体マップ:
  • Businessプラン(〜300ユーザー)
    Basic / Apps for Business / Standard / Premium
  • Enterpriseプラン(300名超・無制限)
    F1 / F3 / E3 / E5
  • 特殊プラン
    非営利団体向け・教育機関向け・政府機関向け

中小企業(300名以下)のほとんどはBusinessプランで十分です。

本記事ではBusinessプランを中心に比較します。

Businessプラン 4種類の徹底比較

機能・サービスBasic
¥899/月
Apps for Business
¥1,236/月
Standard
¥1,874/月
Premium
¥3,298/月
Word / Excel / PowerPoint(Web版)
Word / Excel / PowerPoint(デスクトップ版)
Outlook(ビジネスメール)
Teams(チャット・会議)
Teams 会議録画・文字起こし
SharePoint / OneDrive(1TB)
Copilot Chat(AI機能)✅(2026年〜)✅(2026年〜)✅(2026年〜)
Microsoft Intune(デバイス管理)
Microsoft Defender for Business
Azure Information Protection P1
最大ユーザー数300名300名300名300名

価格は2026年5月時点の年間契約・税抜の参考価格です。

なお、2026年7月に価格改定が予定されています。

詳しくは以下記事をご確認ください。

業種・規模別のプラン選定ガイド

Business Basicをおすすめする企業

Business Basicは「メール・Teams・クラウドストレージ」を中心に使う企業に最適です。

こんな企業に向いています:
  • 社員の大半がPCでの作業が少ない(工場・店舗など)
  • すでにPCにOfficeがインストールされており、追加購入不要
  • コストを最小限に抑えたい小規模事業者(5〜20名規模

注意点: デスクトップ版Officeが含まれないため、本格的なExcel・Word作業が多い場合は不向きです。

また2026年7月の価格改定で最も値上げ幅が大きいプランでもあります(+16.7%)。

Business Standardをおすすめする企業

Business Standardは多くの中小企業にとって「標準的な選択肢」です。

デスクトップ版OfficeとTeamsの録画機能が含まれます。

こんな企業に向いています:
  • 営業・経理・総務など、デスクトップ版ExcelやWordを毎日使う
  • Teamsの会議録画・議事録機能を活用したい
  • 将来的にPowerAutomateやSharePointの高度な機能も使う可能性がある

注意点: セキュリティ機能はBasicと同等のため、情報漏えい対策を強化したい場合はPremiumを検討する必要があります。

Business Premiumをおすすめする企業

Business Premiumは「Officeの機能 + エンドポイントセキュリティ + デバイス管理」がすべてセットになったプランです。

こんな企業に向いています:
  • 社外からのアクセスが多く、情報漏えいリスクへの対策が必要
  • 社用PCを一元管理したい(紛失時のリモートワイプなど)
  • 士業・医療・製造業など、機密情報を扱う業種
  • 情シス担当者が少なく、セキュリティを自動化したい

2026年価格改定後の注目ポイント:
Business BasicとPremiumの料金差が改定により縮まります。
セキュリティ対策を別途用意するコストを考えると、最初からPremiumを選ぶほうが合理的なケースが増えています。

Apps for Businessが向いている限定的なケース

Apps for Businessは「デスクトップ版Officeは必要だがメールは別サービスで十分」という企業向けです。

GmailやGaroon等を使っており、Outlookへの切り替えコストをかけたくない場合などに選択肢に入ります。

よくある「失敗プラン選定」のパターン

失敗パターン①:全員Business StandardにしてコストUP

実際には「メール・Teamsしか使わない社員」が多い企業でも、全員をStandardにしているケースは多いです。

Basic × 大多数+Standard × ヘビーユーザー という構成に見直すだけで、コストが20〜30%削減できる場合があります。

失敗パターン②:Basicで始めて後からセキュリティ問題が発生

コスト最優先でBasicを選んだものの、セキュリティインシデントが発生してから急いでPremiumに切り替えるケースがあります。

特にリモートワークが多い企業や、個人情報・機密情報を扱う業種は、最初からPremiumの検討をお勧めします。

失敗パターン③:「とりあえずPremium」で機能を持て余す

逆に「セキュリティが心配だから」と全員Premiumにしたものの、IntuneやDefenderをまったく設定・活用できていないケースもあります。

Premium特有の機能を活用するには設定・運用の知識が必要です。


自社に最適なプランを知りたい方へ

「比較してもやっぱり迷ってしまう」という方へ。

プロに相談するのが一番の近道です。

Microsoft 365の導入・プラン選定でお悩みでしたら、まずは無料のライセンス診断をお試しください。
貴社の規模・利用状況に合わせた最適プランをご提案します。

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よくある質問(FAQ)

Q
Business BasicとStandardの一番の違いは何ですか?
A

最大の違いはデスクトップ版Office(Word・Excel・PowerPoint等)が含まれるかどうかです。

Standardには含まれ、BasicにはWebブラウザ版のみが含まれます。

また、Teamsの会議録画・文字起こし機能もStandardのみに含まれます。

Q
途中でプランを変更できますか?費用はどうなりますか?
A

A. アップグレードは即時対応可能で、差額は日割り計算されます。

ダウングレードは次の更新日から適用されるのが一般的です。

詳細はご契約の代理店に確認してください。

Q
1社内でプランを混在させることはできますか?
A

A. はい、1社内でBusiness BasicとStandardを併用するなど、プランを混在させることは可能です。

Microsoft 365管理センターからユーザーごとにライセンスを割り当てられます。

Q
300名を超えたらEnterpriseプランに移行しないといけませんか?
A

はい、Businessプランは300ユーザーが上限です。

300名超はE3(¥3,060/ユーザー/月)などのEnterpriseプランが必要になります。

移行のタイミングと手順は事前に計画しておきましょう。

Q
Google WorkspaceとMicrosoft 365、どちらがいいですか?
A

既存のOfficeファイルを多用している、あるいはオンプレミスのWindowsサーバーと連携が必要な場合はMicrosoft 365が適しています。

コスト重視でGmailや共同編集中心の場合はGoogle Workspaceが向いている場合があります。

詳細は「Google WorkspaceとMicrosoft 365の比較」もご参照ください。

まとめ

  • Microsoft 365 Businessプランは4種類:Basic / Apps for Business / Standard / Premium
  • 選び方の基準:「デスクトップ版Officeの要否」+「セキュリティ要件」の2軸で判断
  • Business Basicは最安値だが2026年7月に最も値上げ幅が大きい(+16.7%)
  • Business Premiumは価格改定後にコストパフォーマンスが向上する
  • プランの混在構成でコスト最適化が可能

プラン選定で迷ったときは、専門家への相談が最も確実です。


他社の選択から学ぶ、プラン選定の成功パターン

実際にどのプランを選んで成功した企業の事例が気になる方は、こちらの導入成功事例集をご参考ください。

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参考資料