- 毎週月曜日の朝、メンバーに週報の提出を促すメッセージを送るのが面倒……
- 月末の勤怠締め切り、忙しくてついアナウンスを忘れてしまう
総務やリーダー職をされている皆様、「決まった日時に、決まったメッセージを送る」という単純作業に、無駄な脳のメモリを使っていませんか?
Microsoft 365に含まれている「Power Automate(パワーオートメート)」を使えば、こうした定期的なTeams投稿を全自動化できます。
「プログラミングが必要なんでしょ?」と思われるかもしれませんが、実はコードを書く必要は一切ありません。
パズルを組み立てるような感覚で、誰でも5分〜10分で設定可能です。
今回は、Power Automateを一度も触ったことがない方向けに、Teamsの特定のチャネルに定期的なリマインド投稿を行うフロー(仕組み)の作り方を、画像なしでも迷わないよう丁寧に解説します。
こんな時に便利!自動投稿の活用シーン

作り方の前に、「これを使うとどんな業務が楽になるの?」という具体的なシーンを3つご紹介します。
- 「週報・日報」の提出リマインド
- 毎週金曜日の16:00に、「今週の週報の提出をお願いします!リンクはこちら→URL」と自動投稿。
- 送り忘れがなくなり、メンバーの提出率もアップします。
- 「勤怠・経費精算」の締め切り通知
- 毎月25日の朝9:00に、「今日は勤怠の締め日です。承認申請を忘れずに!」と総務からのお知らせを自動化。
- 毎月手動で投稿する手間がゼロになります。
- 「ゴミ出し・掃除当番」のルーティン通知
- 毎週月曜日に「今週の掃除当番はAチームです」と通知。
- オフィスの運用ルールを自動で周知できます。
【手順】Power Automateで自動投稿フローを作る
それでは、実際に作ってみましょう。
今回は「毎週月曜日の朝9時に、週報の提出を促す」設定を例にします。
ステップ1:Power Automateを開く
Microsoft 365 ポータル(www.office.com)にログインします。

左下のアプリから 「すべてのアプリ」をクリックします。

アプリ一覧から 「Power Automate」 を探してクリックします。
※見つからない場合は「すべてのアプリ」をクリックして探してください。青い矢印のアイコンが目印です。

ステップ2:スケジュール済みのフローを作成する
画面左側のメニューから 「+ 作成」 をクリックします。

「一から作成」の並びにある 「スケジュール済みクラウドフロー」 をクリックします。
※これが「定期的に実行する」ための専用メニューです。

ステップ3:日時と頻度を決める(トリガー設定)
設定画面がポップアップします。
- フロー名: わかりやすい名前を付けます(例:毎週月曜_週報リマインド)。
- 開始日: 今日の日付でOKです。
- 開始時刻: 投稿したい時間を選びます(例:9:00)。
- 繰り返し間隔: 「1」「週」を選択します。
- 設定曜日: 「月曜日」を選択します。
- 最後に下の 「作成」 ボタンをクリックします。

これで、「毎週月曜日の朝9時にスイッチが入る」という仕組みができました。
ステップ4:Teamsへの投稿を設定する(アクション設定)
次に、「スイッチが入ったら何をするか」を設定します。
画面上の 「+ 新しいステップ」(または「+」ボタン)をクリックします。

検索窓に「Teams」と入力します。

アクションの一覧から 「チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する」 を探してクリックします。

ステップ5:投稿内容を入力する
Teamsの設定カードが表示されるので、以下のように埋めていきます。
- 投稿者:
- フローボット: ロボットとして投稿されます(おすすめ)。
- ユーザー: あなた自身のアカウントとして投稿されます。
- 投稿先: 「Channel(チャネル)」 を選択します。
- Team: 投稿したいチーム名を選択します。
- Channel: 投稿したいチャネル名(例:一般)を選択します。
- Message: 実際に送りたい文章を入力します。
- 例:「皆さんおはようございます!今週の週報の提出をお願いします。
提出先:[URL]」 - ※太字にしたり、絵文字を入れたりも可能です。
- 例:「皆さんおはようございます!今週の週報の提出をお願いします。

ステップ6:保存する
画面右上(または下)にある 「保存」 ボタンをクリックします。

「フローの準備ができました」という緑色の帯が出れば完成です!
ちゃんと動くかテストしてみよう
設定した日時まで待っても良いのですが、今すぐ正しく動くか確認したいですよね。
画面右上の 「テスト」 ボタンをクリックします。

「手動」 を選択し、「テスト」ボタンを押します。

「フローの実行」 ボタンを押します。

これでTeamsを確認してみてください。指定したチャネルにメッセージが投稿されていれば成功です!
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- フローを作ったのにエラーで止まった!
- 特定のメンバーにだけメンションを飛ばしたい
Power Automateは便利ですが、使い込むほどに「もっとこうしたい」という欲求や、予期せぬエラーに直面することがあります。
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よくある質問(FAQ)
- Q祝日は投稿しないようにできますか?
- A
標準機能だけでは難しいです。
今回紹介したシンプルな手順では、祝日に関係なく毎週月曜日に投稿されます。
祝日を除外するには、条件分岐などの少し高度な設定が必要になります。
まずは「手動でフローをオフにする」運用から始めるのが簡単です。
- Q誰かにメンション(@通知)を付けられますか?
- A
はい、可能です。
メッセージ入力欄で「@」と打っても候補は出ませんが、特殊なコード(タグ)を取得して埋め込むことでメンション可能です。
※少し手順が複雑なため、まずは「全員宛て」のメッセージとして運用してみることをおすすめします。
- QPCの電源を切っていても動きますか?
- A
はい、動きます。
Power Automateはクラウド(インターネット上のサーバー)で動いているため、あなたのパソコンがシャットダウンされていても、設定した時間になれば勝手に投稿してくれます。
まとめ

Power Automateを使えば、これまで手動で行っていた「定期連絡」を完全に自動化できます。
- 「スケジュール済みクラウドフロー」を選ぶ
- 「日時」を決める
- 「Teams投稿」のアクションを追加する
たったこれだけのステップで、あなたの業務時間は確実に減ります。
「ルーティンワークはロボットに任せて、人間は人間にしかできない仕事をする」。
その第一歩として、ぜひ自動投稿にチャレンジしてみてください。
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