• Teams会議に入ったのに、相手の声がまったく聞こえない
  • こちらの声が相手に届いていないと言われた
  • 画面共有で動画を流したら、音だけ相手に聞こえなかった

Teamsで音声が聞こえないときの原因の多くは、Teamsで選んでいるスピーカーやマイクが違う、ミュートになっている、パソコンやブラウザがマイクの使用を許可していない、のどれかです。

順番に確認すれば、ほとんどの場合はその場で直せます。

この記事でわかること
  • まず30秒で確認したい3つのポイント
  • 相手の声が聞こえないときの対処法
  • 自分の声が相手に聞こえないときの対処法
  • 画面共有の音が聞こえないとき、スマホで聞こえないときの対処法
  • それでも直らないときの最終手段

この記事では、Microsoft 365の導入・運用支援を行う株式会社WITHWITが、2026年10月時点の公式情報とTeamsの実際の画面をもとに、Teamsで音声が聞こえないときの対処法を解説します。

まず確認したい3つのポイント

Teamsで音が聞こえないときは、まず「ミュート」「音量」「スピーカーとマイクの選択」の3つを確認します。

会議の直前や会議中でも、30秒ほどで確認できます。

Teams会議で相手の声が聞こえず困っている会社員のイメージ
  1. ミュートになっていないか:
    議画面のマイクのアイコンに斜線が入っていたらミュート中。パソコンのキーボードやヘッドセットのミュートボタンも確認する
  2. 音量がゼロになっていないか:
    パソコンの音量(タスクバーのスピーカーのアイコン)と、ヘッドセット本体の音量を確認する
  3. Teamsで正しいスピーカーとマイクを選んでいるか:
    イヤホン・ヘッドセット・モニターのスピーカーなど、複数の機器をつないでいると、Teamsが意図しない機器を使っていることがある

3つ目の「スピーカーとマイクの選択」は、もっとも多い原因です。

確認の方法は、次の章で画面付きで解説します。

会議の前に、参加前の画面で確認する

会議の参加ボタンを押すと、カメラやマイクの状態を確認できる「参加前の画面」が表示されます。

ここでマイクがオンになっているか、使うスピーカーとマイクが選ばれているかを確認してから参加すると、会議が始まってから慌てずに済みます。

大事な会議の前には、次の章で紹介する「テスト通話」で、スピーカーとマイクが正しく動くかを確かめておくのがおすすめです。

相手の声が聞こえないときの対処法

相手の声が聞こえない場合は、自分のパソコン側の「スピーカー(音を出す機器)」の設定に原因があります。

Teamsで使うスピーカーを選び直す

Teamsの画面右上の「…」(設定など)から「設定」を開きます。

画面右上の「…」から「設定」を開く
画面右上の「…」から「設定」を開く

「デバイス」を選ぶと、「オーディオの設定」に、Teamsで使うスピーカーとマイクが表示されます。

使いたいイヤホンやヘッドセットを選び直し、「テスト通話を開始」で音が聞こえるかを確認します。

「デバイス」で、使うスピーカーとマイクを選び、「テスト通話を開始」で音を確認する(この画面は機器をつないでいない状態)
「デバイス」で、使うスピーカーとマイクを選び、「テスト通話を開始」で音を確認する(この画面は機器をつないでいない状態)

テスト通話では、案内の音声(英語)に続いて自分の声を録音し、再生して聞かせてくれます。

テスト通話で自分の声が聞こえれば、スピーカーとマイクの両方が正しく動いています。

会議中は、会議画面の上部にあるマイクのアイコンの横の「∨」から、使うスピーカーとマイクを切り替えられます。

会議に参加する前の画面でも、音声の設定から機器を選べます。

パソコンのサウンド設定を確認する

Teamsで正しいスピーカーを選んでいても聞こえない場合は、パソコン側の設定を確認します。

  • Windows:
    「設定」→「システム」→「サウンド」で、「出力」の機器と音量を確認する
  • Mac:
    「システム設定」→「サウンド」→「出力」で、使う機器を選ぶ

モニターにスピーカーがついている場合、HDMIなどでつないだモニターから音が出る設定になっていることがあります。

音を出したい機器を選び直してください。

リモートデスクトップでTeamsを使っているとき

会社のパソコンにリモートデスクトップで接続し、その中でTeamsを使っている場合は、手元のパソコンのリモートデスクトップの設定で、音を「このコンピューターで再生する」にしているかを確認します。

この設定になっていないと、接続先のパソコンで音が鳴り、手元では聞こえません。

Bluetoothイヤホンで聞こえないとき

ワイヤレスイヤホンやヘッドセットで聞こえない場合は、次の点を確認します。

  • イヤホンがパソコンに接続されているか(スマホなど別の機器につながっていないか)
  • Teamsのスピーカーとマイクで、同じイヤホンを選んでいるか
  • 一度Bluetoothの接続を解除し、接続し直すと直ることがある

Bluetoothイヤホンは、マイクを使うと音質が下がったり、接続が不安定になったりすることがあります。

大事な会議では、有線のヘッドセットを使うと安心です。

自分の声が相手に聞こえないときの対処法

自分の声が相手に届かない場合は、マイクの設定に原因があります。

前の章と同じく、Teamsの「設定」→「デバイス」で、使うマイクが選ばれているかを確認します。

そのうえで、次の点を確認します。

パソコンがTeamsにマイクの使用を許可しているか(Windows)

Windowsでは、アプリがマイクを使うには、プライバシーの設定で許可が必要です。

「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」を開き、次の2つがオンになっているかを確認します。

  • 「マイクへのアクセス」
  • 「アプリにマイクへのアクセスを許可する」(一覧にTeamsがあれば、Teamsもオン)

Macでは、「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」で、Microsoft Teamsをオンにします。

ブラウザ版のTeamsの場合は、ブラウザの許可を確認する

ブラウザ(Microsoft EdgeやGoogle Chrome)でTeamsを使っている場合は、ブラウザがマイクの使用をブロックしていることがあります。

アドレスバーの左側のアイコンを選び、マイク(とカメラ)を「許可」にしてから、ページを再読み込みします。

他のアプリがマイクを使っていないか

ZoomやWebexなど、ほかのWeb会議のアプリが起動していると、マイクを占有してTeamsで使えないことがあります。

ほかの会議アプリを終了してから、Teamsの会議に入り直しましょう。

マイクの音が小さい・雑音が入るとき

声は届いているものの小さい、雑音が多いといった場合は、パソコンのマイクの入力音量を上げるか、ヘッドセットのマイクを口元に近づけます。

Teamsの「ノイズ抑制」の設定を変えると、周りの雑音を減らせます。

手元にマイクがない場合は、スマホをマイク代わりにする方法もあります。

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Teamsで音声が聞こえないときの原因の切り分け

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画面共有の音が相手に聞こえないときの対処法

画面共有で動画や音声を流しても相手に聞こえない場合は、共有するときに「サウンドを含める」をオンにしていないことが原因です。

Teamsのアプリでは、会議画面の「共有」を選び、「サウンドを含める」をオンにしてから共有を始めます。

ブラウザ版のTeamsでは、共有する画面を選ぶときに表示される「タブのオーディオも共有」または「システム オーディオも共有する」をオンにします。

  • 共有中は、通知音を含むパソコンのすべての音が相手に聞こえるため、ほかのアプリの音や通知は止めておく
  • Windowsでは、Teamsとパソコンで同じスピーカーを選んでおく
  • Macでは、Teamsの音声ドライバーのインストールが必要(インストール後にMacの再起動が必要)

画面共有の基本や音声の共有の方法は、次の記事で詳しく解説しています。

【Teams画面共有の基本】ウィンドウ・画面全体の使い分けから音声共有まで徹底解説

スマホのTeamsで音が聞こえないときの対処法

スマホのTeamsアプリで音が聞こえない、声が届かない場合は、次の点を確認します。

  • スマホの音量が下がっていないか、マナーモード(消音)になっていないか
  • 会議画面のスピーカーのアイコンで、音の出力先(スピーカー・イヤホンなど)を確認する
  • スマホの設定で、Teamsアプリにマイクの使用を許可しているか(iPhoneは「設定」→「Teams」→「マイク」)
  • Bluetoothイヤホンが別の機器につながっていないか

それでも直らないときの最終手段

ここまでの対処法で直らない場合は、次の順に試してください。

  1. 会議から退出して入り直す:
    一時的な不具合なら、入り直すだけで直ることが多い
  2. Teamsを完全に終了して起動し直す:
    ウィンドウを閉じるだけでなく、タスクバーの通知領域のTeamsのアイコンを右クリックして「終了」を選ぶ
  3. パソコンを再起動する:
    イヤホンやマイクのドライバーの不具合が直ることがある
  4. Teamsとパソコンを最新の状態にする:
    Teamsの更新と、Windows Updateを確認する
  5. Teamsをリセットする(Windows):
    「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」で「Microsoft Teams」の「…」→「詳細オプション」→「リセット」を選ぶ。チャットなどのデータは消えないが、Teamsの個人の設定は初期状態に戻る
  6. ブラウザ版のTeamsで試す:
    アプリだけの問題か、パソコン全体の問題かを切り分けられる

会議にすぐ参加しなければならない場合は、スマホのTeamsアプリから同じ会議に参加し、音声だけスマホで聞く方法もあります。

組織で電話会議の機能が使える場合は、会議の音声の設定で「コールバック」(電話を受けて音声に参加する)を選び、パソコンの画面はそのまま見ながら、音声だけ電話で聞く方法もあります。

複数の社員で同じ症状が出る場合は、社内のネットワークや、組織のTeamsの設定が原因のこともあります。

社内の情報システム担当者に相談しましょう。

よくある質問

Q
Teamsで相手の声が聞こえないのはなぜですか?イヤホンを使っても大丈夫ですか?
A

多い原因は、Teamsで選んでいるスピーカーが、実際に使っているイヤホンと違うことです。
イヤホンを使うのは問題ありませんが、Teamsの「設定」→「デバイス」で、そのイヤホンをスピーカーとして選んでください。
パソコンの音量やミュートも確認しましょう。

Q
Teamsでミュートを解除するにはどうすればいいですか?
A

会議画面の上部にあるマイクのアイコンを選ぶと、ミュートとミュート解除を切り替えられます。
Windowsでは「Ctrl+Shift+M」キーでも切り替えられます。
ヘッドセットやキーボードにミュートボタンがある場合は、そちらも解除してください。

Q
Teamsでマイクが使えないのはなぜですか?
A

Teamsで別のマイクが選ばれている、Windowsのプライバシーの設定でマイクの使用が許可されていない、ほかの会議アプリがマイクを使っている、のいずれかが多い原因です。
ブラウザ版のTeamsでは、ブラウザがマイクをブロックしていないかも確認してください。

Q
Teamsで自分だけが音声が聞こえないのはなぜですか?
A

ほかの参加者には聞こえていて自分だけ聞こえない場合は、自分のパソコンのスピーカーの設定やネットワークに原因があります。
Teamsのスピーカーの選択とパソコンの音量を確認し、会議に入り直してください。
直らない場合は、Teamsの再起動やパソコンの再起動を試しましょう。

Q
Teamsで画面共有をしたら音声が聞こえないのですが?
A

画面共有のときに「サウンドを含める」をオンにしていないことが原因です。
共有を始めるときに、この設定をオンにしてください。
ブラウザ版のTeamsでは、「タブのオーディオも共有」または「システム オーディオも共有する」をオンにします。

まとめ

  • Teamsで音が聞こえないときは、まず「ミュート」「音量」「スピーカーとマイクの選択」を確認する
  • スピーカーとマイクは、Teamsの「設定」→「デバイス」で選び直し、「テスト通話を開始」で確認できる
  • 自分の声が届かないときは、Windowsやブラウザがマイクの使用を許可しているかも確認する
  • 画面共有の音は、「サウンドを含める」をオンにして共有する
  • 直らないときは、会議に入り直す、Teamsやパソコンを再起動する、Teamsをリセットする

会議の前にテスト通話をしておくと、本番で慌てずに済みます。

社内でTeamsのトラブルが多い場合は、利用しているMicrosoft 365のプランや、Teamsの運用ルールを見直すのも一つの方法です。

Teamsだけを使う場合のプランの選び方は、次の記事で解説しています。


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参考資料

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