• 社内向けの全体説明会を開きたいけど、Teamsの会議・ウェビナー・タウンホールのどれを使えばいいの?
  • ウェビナーとタウンホールは、何がどう違うの?
  • ライブイベントがなくなると聞いたけど、代わりに何を使えばいいの?

Teamsでオンラインのイベントを開くとき、「会議」「ウェビナー」「タウンホール」の3つから選べます。

どれも同じTeamsの機能ですが、参加できる人数や、参加者が発言できるかどうかが大きく違います。

さらに2026年は、ライブイベントの終了やライセンスの見直しがあり、以前の情報のままでは選び方を誤りやすくなっています。

この記事でわかること
  • Teamsの会議・ウェビナー・タウンホールの違い(人数上限・参加者の権限・登録フォーム)
  • 目的別の使い分け方と、ライブイベントからの移行先
  • タウンホール・ウェビナーの作り方(実際の画面)
  • 2026年のライセンス変更で変わったこと

この記事では、Microsoft 365の導入・活用支援を行う株式会社WITHWITが、2026年10月時点の公式情報と実際の画面をもとに、3つの違いと選び方を解説します。

Teamsの会議・ウェビナー・タウンホールの違い(早見表)

3つの違いは「参加者が双方向でやり取りするか」と「何人を集めるか」です。

少人数で話し合うなら会議、社外の参加者を登録制で集めるならウェビナー、社内外の大人数へ一方向に配信するならタウンホールを選びます。

項目会議ウェビナータウンホール
主な用途打ち合わせ・社内会議セミナー・説明会全社集会・大規模配信
形式全員が発言できる双方向発表者中心+参加者の発言も可発表者からの一方向配信
参加者の発言・カメラできる主催者が許可すればできるできない(Q&Aで質問)
事前の登録フォームなしありなし
人数の目安300〜1,000人1,000人まで10,000人まで(拡張で最大10万人)

人数の上限は、主催者のライセンスによって変わります。

詳しくは次の章で解説します。

Teamsの会議・ウェビナー・タウンホールを、参加人数とやり取りの双方向性で比較した図

人数の上限とライセンスの関係

会議の人数の上限は、主催者のライセンスで決まります。

会議はBusinessプランで300人、Enterprise系のプランで1,000人まで双方向に参加できます。

ウェビナーは1,000人、タウンホールは視聴のみで10,000人までが目安です。

会議の上限

Teams会議で、発言やカメラなど双方向にやり取りできる人数は次のとおりです。

主催者のライセンス双方向で参加できる人数
Microsoft 365 Business Basic / Standard / Premium300人
Office 365 E1 / E3 / E5、Microsoft 365 E3 / E51,000人

Enterprise系のライセンスでは、上限を超えた参加者を表示専用(視聴のみ)で受け入れ、合計10,000人まで参加できるようにする仕組みもあります。

ただし、表示専用の参加者は発言やチャットができないため、最初から大人数が見込まれるならタウンホールを選ぶ方が確実です。

ウェビナー・タウンホールの上限

ウェビナーとタウンホール(Teamsでは「イベント」と呼ばれます)は、使う機能ごとに参加できる人数の上限が決まっています。

Microsoftの公式ドキュメントでは、次のとおりです。

機能使える人数の上限
参加者のマイク・カメラ1,000人まで(ウェビナー)
チャット・リアクション・投票20,000人まで
Q&A100,000人まで
視聴のみの参加者10,000人まで
事前登録1,000人まで

10,000人を超える大規模な配信には、参加者を増やすアドオン「Attendee Capacity Pack」が必要で、最大10万人まで拡張できます。

実際の作成画面にも「最大 10 万人まで対応可能」と表示されます。

なお、1つの会議・イベントの長さは最大30時間です。

2026年4月のライセンス変更

2026年4月1日から、これまでTeams Premiumでしか使えなかった一部の機能が、Teams Enterpriseのライセンスに含まれるようになりました。

Teams Premiumには、高度な会議の保護やブランディング、AIによるインテリジェント要約などが残ります。

2026年4月より前にTeams Premiumを購入している場合は、契約期間が終わるまで以前の機能をそのまま使えます。

更新のタイミングで、どの機能がどのライセンスに含まれるかを確認しておきましょう。

Teams PremiumのAI要約については、次の記事で詳しく解説しています。

Teams PremiumのAI議事録(インテリジェント要約)の解説記事

自社のプランで何人まで集められるかは、プランごとの機能の違いとあわせて確認するのがおすすめです。

会議・ウェビナー・タウンホールの選び方

迷ったときは「参加者に話してもらう必要があるか」「事前に参加者の情報を集めたいか」の2点で決めます。

全員で話し合うなら会議、申込者の情報が欲しいならウェビナー、話を聞いてもらうだけならタウンホールです。

社内の全体説明会をオンラインで配信する発表者と、各自のPCで視聴する社員のイメージ

会議が向いている場面

  • 定例会議・打ち合わせ:
    全員が発言し、画面共有や共同編集をしながら進める
  • 取引先との商談:
    少人数で双方向にやり取りする
  • 社内研修(少人数):
    参加者に質問したり、ブレークアウトルームでグループ作業をしたりする

ブレークアウトルームが使えるのは、参加者が1,000人までの会議・イベントです。

社外の人を会議に招く方法は、次の記事で解説しています。

ウェビナーが向いている場面

  • 社外向けのセミナー・製品説明会:
    登録フォームで会社名や役職などを集め、見込み客のリストにする
  • 採用説明会:
    参加者を承認制にして、参加者の情報を管理する
  • 参加型のワークショップ:
    主催者が許可した参加者だけマイクやカメラをオンにしてもらう

登録した人には確認メールやリマインドメールが自動で送られ、イベント後には誰が参加したかをレポートで確認できます。

タウンホールが向いている場面

  • 全社集会・経営方針の説明会:
    数百〜数千人の社員に一斉に配信する
  • 株主・顧客向けの大規模な発表会:
    参加者は視聴に集中し、質問はQ&Aで受け付ける
  • ライブイベントの代わり:
    これまでライブイベントで配信していたもの

参加者はマイクやカメラを使えないため、大人数でも進行が乱れません。

質問はQ&Aで集め、モデレーターが選んで回答する形になります。

ライブイベントは終了、移行先はタウンホール

Teamsのライブイベントは2026年6月30日に提供が終了しました。

これから大規模な配信を行う場合は、タウンホールを使います。

それ以前に予定されたライブイベントは、2027年2月28日まで開催できます。

画面のメニューに「ライブ イベント」が残っている場合でも、新しく作るイベントはタウンホールに切り替えましょう。

タウンホールは、ライブイベントと同じように一方向の配信で、Q&A・録画・出席レポートも使えます。

タウンホール・ウェビナーの作り方

タウンホールとウェビナーは、Teamsの「予定表」の「新規」から作ります。

会議とは作成画面が違い、テーマやメール、登録フォームなどイベント用の設定ができます。

手順1:予定表の「新規」からイベントの種類を選ぶ

Teamsの左側にある「予定表」を開き、右上の「新規」の横にある▼をクリックします。

メニューから「ウェビナー」または「タウン ホール」を選びます。

Teamsの「予定表」で「新規」の▼(1)をクリックすると、「ウェビナー」「タウン ホール」(2)を選んで作成できる
Teamsの「予定表」で「新規」の▼(1)をクリックすると、「ウェビナー」「タウン ホール」(2)を選んで作成できる

手順2:ウェビナーの詳細と登録フォームを設定する

ウェビナーの作成画面では、左側のメニューで「詳細」「発表者 BIOS」「テーマを構成する」「登録フォーム」「メール」などを順に設定します。

タイトルと日時を入れ、登録フォームで参加者に入力してもらう項目を決めます。

ウェビナーの作成画面。登録フォームやメールなどの設定項目(1)があり、「新しいエクスペリエンス」(2)では最大10万人まで対応できる
ウェビナーの作成画面。登録フォームやメールなどの設定項目(1)があり、「新しいエクスペリエンス」(2)では最大10万人まで対応できる

画面上部の「より強力なイベントの作成」から、新しいイベントの作成画面(イベント アプリ)を試すこともできます。

新しい画面では、ウェビナーとタウンホールの作り方が1つにまとまり、参加者が1,000人を超える場合は「大規模な視聴者向けに最適化」が自動でオンになります。

手順3:タウンホールの詳細を設定して公開する

タウンホールの作成画面には、登録フォームがありません。

タイトル・日時・説明を入れ、発表者やモデレーターを「イベント グループ」に追加して保存します。

最後に右上の「公開」をクリックすると、参加者に案内できる状態になります。

タウンホールの作成画面。ウェビナーと違い、登録フォームの設定項目がない(1)
タウンホールの作成画面。ウェビナーと違い、登録フォームの設定項目がない(1)

本番の前に、発表者だけでリハーサルを行い、音声と画面共有を確認しておくと安心です。

イベントの録画を残す方法は、次の記事も参考にしてください。

Teams会議の録画が自動で始まるようにする設定


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会議・ウェビナー・タウンホールを使い分けるには、社内で「どの場面で何を使うか」のルールを決めておくのが近道です。

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失敗しないための注意点

会議・ウェビナー・タウンホールは作成画面も設定項目も別々のため、途中で形式を変えると作り直しになります。

参加人数と、参加者に発言してもらうかどうかを、作成前に決めておきましょう。

  • 人数は余裕をもって見積もる:
    上限に達すると、それ以上の人は参加できません。想定より多くなりそうなら、最初からタウンホールを選ぶ
  • 社外の参加者の扱いを確認する:
    組織の設定によっては、社外の人がイベントに参加できないことがある。事前にIT管理者に確認する
  • チャットの上限に注意する:
    イベントのチャットは20,000人までのイベントで使える。それ以上の規模ではQ&Aを使う
  • 録画の保存期間を確認する:
    イベントの録画には有効期限がある。残したい場合は期限を延長するか、別の場所に保存する

よくある質問

Q
Microsoft Teamsのタウンホールとは何ですか?
A

タウンホールは、Teamsで大人数に向けて一方向に配信するためのイベント機能です。
発表者が話し、参加者は視聴しながらQ&Aで質問します。
視聴のみの参加者を10,000人まで集められ(アドオンで最大10万人)、全社集会や大規模な説明会に向いています。

Q
Teamsのタウンホールに参加できないのはなぜですか?
A

主な原因は、イベントの上限人数に達している、主催者が参加者の範囲を組織内に限定している、組織の設定で社外の人の参加が許可されていない、の3つです。
案内されたリンクから参加できない場合は、まず主催者に参加できる範囲を確認してもらいましょう。

Q
タウンホールを利用するにはTeamsのライセンスが必要ですか?
A

タウンホールを作る主催者には、Teamsを含むMicrosoft 365やOffice 365のライセンスが必要です。
参加するだけなら、主催者が誰でも参加できる設定にしていれば、ライセンスがない社外の人もブラウザから視聴できます。

Q
Teamsのタウンホールとライブイベントの違いは何ですか?
A

タウンホールは、ライブイベントの後継となる機能です。
ライブイベントは2026年6月30日に提供が終了し、大規模な配信はタウンホールに一本化されました。
タウンホールは作成画面がシンプルで、Q&A・録画・出席レポートをそのまま使えます。

Q
Teams会議に最大何人参加できますか?
A

双方向でやり取りできる人数は、Microsoft 365 Business Basic・Standard・Premiumで300人、Office 365 E1・E3・E5やMicrosoft 365 E3・E5で1,000人です。
それ以上の人数を集めたい場合は、ウェビナー(1,000人まで)やタウンホール(視聴のみで10,000人まで)を使います。

まとめ

  • 全員で話し合うなら会議、登録制で参加者の情報を集めるならウェビナー、大人数へ一方向に配信するならタウンホール
  • 会議はBusinessプランで300人まで。ウェビナーは1,000人、タウンホールは視聴のみで10,000人まで(拡張で最大10万人)
  • 2026年4月から、Teams Premiumの一部の機能がTeams Enterpriseに含まれるようになった
  • ライブイベントは2026年6月30日に終了。大規模な配信はタウンホールを使う
  • ウェビナーとタウンホールは、予定表の「新規」の▼から作成できる

目的に合った形式を選ぶだけで、参加者の満足度も運営の手間も大きく変わります。

まずは次の社内イベントで、タウンホールを試してみてください。


他社がTeamsをどのように活用しているか、気になりませんか? 社内イベントのオンライン化は、多くの会社がMicrosoft 365の活用で成果を出しているテーマです。

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参考資料

Microsoft 365に関するご相談やお悩みがございましたら、ぜひ株式会社WITHWITまでお気軽にお問い合わせください。
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