- メールとTeamsだけ使えれば十分なのに、いいプランがないか探している
- デスクトップ版のOfficeは不要だから、コストを抑えたい
- Business BasicとStandardの違いがよくわからない
Microsoft 365のプラン選びで、こうした疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
Business、Standard、Premiumと複数のプランが並んでいると、どれが自社に合っているのか迷ってしまいますよね。
- この記事でわかること
- Microsoft 365 Business Basicの機能と料金(2026年7月改定後の最新情報)
- Business Standard・Premiumとの違いと比較表
- Business Basicがおすすめな企業・向いていない企業の見分け方
この記事では、Microsoft 365 Business Basicの内容を丁寧に解説し、自社に合ったプラン選びの判断材料をご提供します。
Microsoft 365 Business Basicの基本情報

Microsoft 365 Business Basicとは、Microsoft社が提供する中小企業向けクラウドサービス「Microsoft 365 Business」シリーズの中で最もエントリーな位置づけのプランです。
メール・チャット・ビデオ会議・クラウドストレージといった業務に欠かせないコミュニケーション基盤を低コストで揃えられます。
ただし、WordやExcelなどのデスクトップ版Officeアプリは含まれない点が、上位プランとの最大の違いです。
主な仕様は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象規模 | 中小企業(ユーザー数1〜300名) |
| 月額料金(年払い) | ¥899/ユーザー/月(税抜) |
| 月額料金(月払い) | ¥1,079/ユーザー/月(税抜) |
| デスクトップ版Officeアプリ | なし(Web版・モバイル版のみ) |
| メールボックス容量 | 50GB/ユーザー |
| クラウドストレージ | OneDrive 1TB/ユーザー |
Business Basicで使える機能一覧
Business Basicに含まれる主な機能を整理します。
コミュニケーション・コラボレーション
- Microsoft Teams:チャット・ビデオ会議・ファイル共有を一元化するハブ
- Exchange Online:メール・予定表・連絡先の管理(メールボックス容量50GB)
- SharePoint Online:社内ポータルサイトやドキュメント管理に活用
- OneDrive for Business:1TB/ユーザーのクラウドストレージ
Officeアプリ(Web版・モバイル版)
Word・Excel・PowerPoint・OneNoteのWebブラウザ版とモバイルアプリが利用できます。
注意点: パソコンにインストールして使うデスクトップ版のOfficeアプリ(Word・Excel・PowerPoint等)はBusiness Basicには含まれません。
既存のパソコンにOffice 2019/2021以降がインストール済みであれば問題ないケースが多いですが、新規にOfficeを使い始める場合や、最新機能を使いたい場合は上位プランの検討が必要です。
セキュリティ・管理
- Microsoft Entra ID(旧称: Azure AD):シングルサインオン・多要素認証による安全なID管理
- Microsoft Intune(基本機能):モバイルデバイス管理(MDM)
- Microsoft Defender(基本機能):マルウェア対策・脅威検知
- 管理センター:ユーザー追加・ライセンス管理・セキュリティポリシーの設定
2026年7月価格改定について

2025年12月にMicrosoftが発表した価格改定が2026年7月1日から適用されます。
Business Basicはこの改定の対象プランです。
現時点(2026年5月)のMicrosoft公式サイトに掲載されている価格は以下の通りです。
| 支払い方式 | 現行料金(税抜・Microsoft公式) |
|---|---|
| 年間サブスクリプション(年払い一括) | ¥899/ユーザー/月相当 |
| 月間サブスクリプション(月払い) | ¥1,079/ユーザー/月相当 |
2026年7月以降の改定後価格については、Microsoftおよび各販売代理店から順次正式発表される予定です。
改定内容の詳細はMicrosoft 365の価格改定まとめ記事をご参照ください。
既存契約は次回更新日から新料金が適用されます。
2026年7月1日に即座に値上がりするわけではなく、ご自身の契約更新タイミングによっては2026年7月以降も旧料金が継続するケースがあります。
他のM365 Businessプランとの比較
Business Basicは「コスト重視・デスクトップOfficeは不要」な企業向けです。
他プランとの違いを一覧で確認しましょう。
| 機能 | Business Basic | Business Standard | Business Premium |
|---|---|---|---|
| 月額料金(年払い・税抜) | ¥899(年払い据え置き) | ¥1,874(年払い据え置き) | ¥3,298(改定対象外) |
| デスクトップ版Office | ❌ | ✅ | ✅ |
| Teams / Exchange / SharePoint / OneDrive | ✅ | ✅ | ✅ |
| Microsoft Bookings | ❌ | ✅ | ✅ |
| Microsoft Entra ID P1(フル機能) | ❌ | ❌ | ✅ |
| Microsoft Intune(フル機能) | ❌ | ❌ | ✅ |
| Microsoft Defender for Business | ❌ | ❌ | ✅ |
| Azure Information Protection P1 | ❌ | ❌ | ✅ |
| 対象ユーザー数上限 | 300名 | 300名 | 300名 |
選び方の目安:
- Business Basic → デスクトップOfficeなし・コスト最優先・パート・アルバイトスタッフ向けのサブライセンスとして
- Business Standard → Officeもクラウドもフルに使いたい・中心的な正社員向け
- Business Premium → セキュリティ強化・デバイス管理・コンプライアンス要件がある企業向け(今回の価格改定で割安感が増した)
Business Basicがおすすめな企業・向いていない企業

こんな企業・利用シーンにおすすめ
- コスト削減を最優先したい中小企業:
メール・Teams・OneDriveだけ使えれば十分なスタッフへのサブライセンスとして最適 - すでにOffice永続ライセンス(2019/2021)を保有している企業:
デスクトップアプリを購入済みであれば、クラウド機能だけ補完できる - パート・アルバイト・派遣スタッフ向けアカウント:
重厚な機能は不要だが、TeamsやメールでフルタイムSでタッフと連絡を取り合いたい - 混合ライセンス運用:
正社員にはBusiness Standard、パート・アルバイトにはBusiness Basicを割り当てることでコスト最適化ができる
こんな企業・利用シーンには向いていない
- Officeをフル活用する業務がある(文書作成・Excel集計・PowerPoint資料作成):
デスクトップ版が使えないため作業効率が大きく下がる可能性があります - セキュリティ要件が厳しい業種・業態(医療・法律・金融など):
Defender for BusinessやIntuneのフル機能が必要な場合はBusiness Premium一択です - Copilot for Microsoft 365をフルに活用したい:
デスクトップアプリへのCopilot統合機能(Word・ExcelへのAI支援)はデスクトップ版が必要なため、Business Basicでは利用できません
自社に最適なプランを知りたい方へ
Business Basicで十分なのか、StandardやPremiumが必要なのか、社内の利用状況や人員構成によって最適解は異なります。
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よくある質問
- QBusiness BasicにはデスクトップのWordやExcelは含まれますか?
- A
含まれません。
Business BasicはWebブラウザ版とモバイルアプリ版のOfficeのみです。
パソコンにインストールして使うデスクトップ版が必要な場合は、Business Standard以上をご検討ください。
- Q既存のOffice(2019/2021など)を持っていますが、Business Basicと併用できますか?
- A
はい、併用できます。
Business Basicでメール・Teams・OneDriveなどのクラウドサービスを使いつつ、既存のOffice永続ライセンスでデスクトップアプリを使うことが可能です。
- QBusiness BasicはMicrosoft Teamsを利用できますか?
- A
はい、Microsoft Teamsのチャット・ビデオ会議・ファイル共有機能を全てご利用いただけます。
外部ユーザーとのゲスト招待機能も使えます。
- Q2026年7月の価格改定でBusiness Basicはいくらになりますか?
- A
現時点(2026年5月)のMicrosoft公式サイトでの年払い価格は¥899/ユーザー/月(税抜)です。
2026年7月以降の改定後価格はMicrosoftおよび各販売代理店から順次発表される予定ですので、ご契約の代理店にご確認ください。
- QBusiness BasicでMicrosoft 365 Copilotは使えますか?
- A
Business Basicをベースとした「Microsoft 365 Copilot Business(アドオン)」の追加購入は可能です。
ただし、WordやExcelのデスクトップアプリへのCopilot統合機能はデスクトップ版が必要なため、Business BasicではWeb版での利用に限定されます。
Copilotをフルに活用したい場合はBusiness Standard以上をご検討ください。
まとめ
- Microsoft 365 Business Basicは、メール・Teams・SharePoint・OneDriveなどのクラウド基盤を低コストで導入したい企業向けのエントリープランです
- デスクトップ版Officeアプリは含まれないため、既存のOffice資産があるか、Web版で業務が完結するかを事前に確認することが重要です
- 現行の年払い価格は¥899/ユーザー/月(税抜・Microsoft公式)。2026年7月の価格改定対象となっており、改定後の正式価格はMicrosoftおよび各代理店の発表をご確認ください
- 今回の価格改定でBusiness Premiumは据え置きとなるため、セキュリティ強化が必要な場合はPremiumへのアップグレードがコストパフォーマンス的に見直しどきです
- コスト最適化の観点から、正社員にはBusiness Standard、パート・アルバイトにはBusiness Basicといった混合ライセンス運用もおすすめです
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参考資料
- Microsoft 365 の進化:新機能の追加と価格改定 - Windows Blog for Japan
- Microsoft 365 価格改定のお知らせ(2026年7月以降) | NTTドコモビジネス
- 2026年7月実施:Microsoft 365 法人向け製品の価格改定について - Alternative Architecture DOJO
- Microsoft 365 Copilot のライセンス オプション | Microsoft Learn
メタディスクリプション
Microsoft 365 Business Basicの料金・機能・他プランとの違いを徹底解説。
2026年7月価格改定後の最新料金(¥630前後)や、Business StandardやPremiumとの比較表も掲載。
自社に最適なプラン選びの参考にどうぞ。